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菊川工業/英国の最優秀建築賞にブロンズ工事で参画/供給量700トン以上  [2018年10月25日3面]

ブロンズ工事の一つとなった内部のらせん階段

 金属製内外装工事を手掛ける菊川工業(東京都墨田区、宇津野嘉彦社長)は、王立英国建築家協会(RIBA)がその年の最も優秀な英国建築に贈るスターリング賞で、18年の同賞を受賞した建築物の内・外装ブロンズ工事に参画した。供給したブロンズの総量は700トン以上。「硫化イブシ」と呼ぶ独自の仕上げで、意匠に欠かせない落ち着いた色調の製品作りを行った。
 10日に受賞が決まったのは、ロンドン中心部にあるブルームバーグ欧州新本社ビル。フォスター・アンド・パートナーズ(英ロンドン)が建築設計を手掛けた建物で、「一世代に一度のプロジェクト」と称されての受賞となった。
 この建設工事の設計で、菊川工業の仕上げ技術が仕様としてスペックインされたことが、ブロンズ工事参画のきっかけとなった。外装フィン工事、内装らせん階段工事、外装低層ブロンズ工事などを担当。試作やさまざまなサイズのモックアップを何度も製作するなど、オーダーメードならではのきめ細かな対応で、プロジェクトの成功に大きく貢献した。
 硫化イブシは、時間とともに変化する銅合金の色調を人工的に作り上げる伝統的な仕上げ。今回の工事では、総量4万3000平方メートルに及んだブロンズ製品全てに、この仕上げを施した。

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