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日本工営/バングラデシュの地下鉄設計・施工監理を受注/7社JVで52・5億円  [2018年10月30日3面]

関係者による契約調印式=10月10日、ダッカで

 日本工営は29日、バングラデシュで初となる地下鉄建設プロジェクト「ダッカ都市交通整備事業(1号線)(エンジニアリングサービス)」の設計・入札支援・施工監理業務を受注したと発表した。ダッカ都市圏の中心部からハズラット・シャージャラール国際空港を結ぶ地下鉄(約28キロ)を建設する計画で、同社はグループ会社のNippon Koei India、オリエンタルコンサルタンツグローバルや片平エンジニアリングインターナショナルとインド、フランス、現地企業7社とのJVで業務を受託した。
 JV全体の契約額は約52・5億円。うち約32億円が同社分となる。契約期間は43カ月(18年11月~22年6月)。10日に発注者のダッカ都市交通会社と契約した。
 事業は、ダッカ都市圏で慢性化している交通渋滞や大気汚染の解消策として都市交通会社が計画。バングラデシュ国内でハズラット・シャージャラール国際空港拡張事業や新空港開発のフィージビリティ調査をはじめとする豊富な事業実績と高い技術力が評価されて日本工営を中心としたJVの受注が決まった。
 事業総延長約52キロのうち、日本工営らが受注したのは先行開発区間となるカマラプール~ハズラット・シャージャラール国際空港/プルバチャール間の約28キロ(一部に高架区間を含む)。信号・通信システムやホームドア、自動改札機、変電所、架線などのエレメカシステムと車両の基本設計、路線と駅舎(19駅)、車両基地の詳細設計、工事業者調達の支援、技術移転サービスを担当する。将来のメンテナンス・維持管理に要するコスト・作業の負担を少なくするため、詳細設計はBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)を活用して行う予定。
 日本工営は現在、ダッカ都市交通整備事業(6号線)の基本設計・詳細設計・工事業者調達の支援・施工監理や、1号線に続く開発が予定されるダッカMRT5号北線のフィージビリティ調査、ダッカMRT5号南線のプレフィージビリティ調査を実施している。

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