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電気設備工事大手5社/18年4~9月期決算/4社が受注高増加、一般向け工事けん引  [2018年11月1日3面]

電気説工事上場大手の18年4~9月期連結決算

 電気設備工事上場大手5社(関電工、きんでん、九電工、ユアテック、トーエネック)の18年4~9月期決算が10月31日、出そろった。関電工ときんでんを除く3社は、電力会社からの売り上げが減少。一方で民間施設や工場などの一般向け工事を増やした関電工とトーエネックの2社が増収増益となった。業績の先行指標となる受注高も一般向け工事が堅調に推移し、4社が前年同期を上回った。
 単体の完成工事高を工種別に見ると、電力会社が主な発注先である配電関連の工事が多くの会社で減少した一方、一般向けの屋内線工事が増加した。関電工は、屋内線・環境設備工事が、1261億円と前年同期比で17・2%の大幅増。情報通信、配電線など、すべての工種で増加した。トーエネックも屋内線や通信、空調管などの各工事が増え、完成工事高が増加となった。
 きんでんは、配電工事が増加したものの、一般電気工事が前年同期比2・7%減となり、完工高全体の減少要因となった。九電工は、配電線、屋内線などすべての工種で減少した。ユアテックは、空調管工事が前期比3・2%増となったが、屋内配線、配電線工事などの減少が響き前年同期を下回った。
 単体の受注高は、4社が増加。関電工は、東京電力グループが主な発注先である配電線工事が減少した一方、屋内線・環境設備工事などが増加し、前年同期を上回った。東京電力グループの受注比率は29・0%(前年同期比31・1%)と過去最低の水準となったが、屋内線工事などを中心に、一般得意先の受注が拡大した。
 きんでんは、配電、一般電気、情報通信など多くの工種で前年同期を上回り、4・3%増となった。九電工は、空調管工事が受注高全体をけん引し増加した。トーエネックは、地中線や通信、屋内線などの工事がいずれも伸び、13・1%の増加。ユアテックは、屋内配線工事が8・2%増となったが、配電線や空調管工事などの減少により、前年同期を下回った。

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