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建機大手4社/18年4~9月期決算/全社が増収増益、海外での需要拡大がけん引  [2018年11月5日3面]

建機大手4社の18年4~9月期連結決算

 建機メーカー大手4社(コマツ、日立建機、コベルコ建機、住友重機械工業の建設機械部門)の18年4~9月期決算が10月31日に出そろった。国内は、排出ガス規制に伴う駆け込み需要があった前期の反動減により、主力製品の油圧ショベルなどで販売台数が鈍化。一方、海外の需要が旺盛で国内の落ち込みをカバーし全社が増収となった。前年同期と比較した伸び率は全社が2桁を記録した。利益面は販売台数の増加に伴い4社とも営業利益などが増加した。
 最大手のコマツは日本と中近東を除く、すべての地域で売上高が増加。特に北米やアジア、オセアニアを中心にマイニング機械の販売量が伸び、増収につなった。日立建機もマイニング機械の販売増が増収要因。コベルコ建機は、油圧ショベルの販売が中国を中心に堅調に推移し、クローラークレーンも北米などで順調に伸び売上高を押し上げた。
 利益面を見ると、各社が販売台数の増加を背景に前年同期を大きく上回った。中でもコマツは、昨春買収した米国子会社の取得にかかった棚卸し資産の売却など一時費用が減少したことで、大幅な営業増益となった。
 19年3月期の見通しは日立建機を除く3社が増収増益を見込む。コマツは北米や中国、アジアなどで、一般建機や鉱山機械の需要が堅調に推移すると見ている。日立建機は増収減益を予想するものの、「為替レートや米中貿易摩擦の影響の可能性を最大限加味した上で、先行きが不透明なことから利益面は堅い予想とした」(日立建機関係者)としている。
 コベルコ建機と、住友重機機械工業の油圧ショベルと道路機械、クローラークレーンを扱う建設機械部門も、主要市場の中国や北米で油圧ショベルやクレーンなどの需要拡大が続くと見て、増収増益を予想している。

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