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前田道路/凍結抑制舗装工法を試験施工/既設舗装の表面に吹き付け、19年にも実用化  [2018年11月7日1面]

新潟市中央区の市道で試験施工した

 前田道路は独自開発した「凍結抑制舗装工法」を19年にも実用化する考えだ。昨年から北海道や東北地方などの寒冷地で試験施工を重ねており、凍結抑制効果の検証を踏まえて実施工に乗りだす。一般的な凍結抑制工法と違い、既設舗装を撤去せずに既設舗装の上から材料を吹き付けるという施工の簡易性が最大の特徴だ。
 同工法は、舗装表面にモルタル状セメント系材料を3ミリ程度の厚さで吹き付ける。凍結抑制剤がしみ出すことで路面凍結を抑える効果が発現。一定の養生時間を経て交通解放できる。一般的な凍結抑制剤は路面温度が0度を下回ると凍結するが、開発した工法ではマイナス5度まで凍結を防げる。
 新潟市の協力を得て、6日に新潟市中央区の市道弁天橋姥ケ山線で試験施工を実施した。幅3メートル、延長50メートルの既設舗装を対象に30分程度かけてモルタル状セメント系材料を吹き付けた。
 試験施工に立ち会った同社の杉浦博幸北陸支店工務・製品部製品課兼技術課課長代理は「雪かきがしにくい横断歩道など、さまざまな箇所に応用できる工法だ。実用化によって冬の交通事故などの減少につなげたい」と話している。

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