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18年夏季ボーナス、建設業は過去最高額/初の50万円超に/厚労省統計  [2018年11月8日2面]

 厚生労働省が7日まとめた18年9月分の毎月勤労統計調査結果(速報)によると、建設業で働く人たちに6~8月に支払われた今夏のボーナス(1人当たり平均)は、前年比22・7%増の52万0341円となった。1990年の統計開始以降、過去最高額を更新。50万円を超えたのも初めてとなる。同省によると給与水準が高い大手企業がけん引したとみられる。
 調査対象は5人以上が働く事業所。建設業の調査結果を見ると、6~8月に支払われた夏季ボーナスの伸び率は、調査対象主要16産業のうち「鉱業・採石業等」(前年比25・9%増)に次いで2番目に高く、全産業平均(4・7%増)も大幅に上回った。金額は5番目に高く、伸び率と同様に全産業平均(38万3879円)を大きく上回った。
 建設業の調査結果で、夏季ボーナスを支給した事業所数が事業所総数に占める「支給事業所数割合」は2・7ポイント増の69・6%(全産業平均67・0%)。ボーナスを支給した事業所の常用労働者数が常用労働者総数に占める「支給事業所に雇用される労働者の割合」は2・1ポイント増の78・2%(81・4%)。毎月の定額給与に対するボーナス割合を示す「きまって支給する給与に対する支給割合(支給月数)」は0・12カ月増の1・06カ月分(全産業平均0・99カ月分)だった。
 厚労省は建設業の夏季ボーナスが大幅に増えた要因について、「ここ数年、建設業の所定内給与は堅調に伸び続けている。大手企業がけん引しているのだろうが、全体的に人材確保・育成へ向け処遇改善を図っている最近のさまざまな取り組みなどが奏功したのではないか」(政策統括官付参事官付雇用・賃金福祉統計室)と分析している。

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