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戸田建設/技研(茨城県つくば市)に複合実験棟建設へ/構造実験機能拡充  [2018年11月9日1面]

新たに建設する複合実験棟の室内イメージ

 戸田建設は8日、茨城県つくば市の筑波技術研究所に複合実験棟を建設すると発表した。構造実験を中心に多様な実験に対応できる自由度の高い大空間を設ける。従来の2倍に相当する2万キロニュートン(N)級の構造実験が可能となり、超高層ビル関連の高強度材料を使った構造実験の精度が飛躍的に向上する。19年10月末の完成を目指す。
 複合実験棟はS一部RC造地下1階地上3階建て延べ3836平方メートルの規模。2016年から5カ年で進める技研新整備計画で第2弾事業となる。構造実験を主目的とした築35年の大型棟を解体して新築する。建築面積は2540平方メートルで、既存施設に比べ2倍の広さを持った多目的実験施設となる。
 構造や振動、材料、施工に関する研究開発を行うための設備と機能を集約。クローラークレーンなどを使った施工実験が屋内でできるようになり、天候に左右されずに安定した実験を実現する。建設に当たっては構造部材から仕上げ材料まで、建物の随所に自社開発技術を導入する。10月29日に現地で地鎮祭を行った。今井雅則社長をはじめ、幹部が出席し、工事の無事完成を祈願した。
 技研施設の新整備計画では、初弾として17年に環境技術実証棟を完成させた。今後は複合実験棟のほかに、最新の立体音響体験型施設「音響シミュレーション棟」の建設などを予定している。

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