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大成ロテック/グースフィニッシャーを改良/運転席への蒸気進入を防止  [2018年11月20日3面]

運転席上部に取り付けられたファンユニット

 大成ロテックは、主に鋼床版橋面舗装の基層に用いる「グースアスファルト舗装」の作業環境改善を目的に、施工重機に取り付け工事で発生する蒸気の運転席への進入を防ぐファンユニットを開発した。ユニットはグースアスファルト舗装で使用する重機(グースフィニッシャー)の運転席屋根に取り付ける。ユニットからの送風で運転席に蒸気が進入することを防ぐ仕組み。今後はアスファルトフィニッシャなど他の舗装重機への導入も検討し、適用機種の拡大を図る考えだ。
 グースアスファルト舗装を施工する際に発生する蒸気の対策は従来、蒸気発生箇所に吸引装置を取り付けて拡散を防いでいた。さらなる対策として、グースフィニッシャーの運転席に取り付ける専用のファンユニットを開発。運転席上部から運転席を取り囲むように送風することでエアカーテンを形成し、外部からの蒸気進入を防ぐ。
 さらに装置中央部からは電気集塵機を介した清浄な空気を送風することで、オペレーターへの蒸気の影響を軽減する。夏の暑さ対策としての効果も期待できる。現場のオペレーターからは「施工中に蒸気の影響を感じにくくなった」などの感想があがっているという。
 装置はグースアスファルトフィニッシャー専用に開発したものだが、今後は適用機種を拡大する方針だ。
 グースアスファルト舗装はたわみ追随性に優れた舗装で、主に橋梁の鋼床版などに適用される。使用するグースアスファルト混合物は一般的なアスファルトと比較して施工時に高温になり、現場は蒸気の発生が多いことから、作業環境の改善が求められていた。

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