工事・計画

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佐賀県鳥栖市/鳥栖駅周辺整備基本設計概要/橋上駅や自由通路整備、事業費124億円  [2018年11月30日15面]

西側駅前広場の整備イメージ

 佐賀県鳥栖市は、東西市街地の分断解消や市街地の一体的な活性化を目指し計画しているJR鳥栖駅周辺整備事業の基本設計概要を公表した。駅を橋上化し一体的に自由通路を整備。西側駅前広場は拡張し公共交通機関の乗り継ぎの利便性を高め、東側駅前広場にはSL広場などを設ける。設計費や用地費などを含む概算事業費は約124億円を見込む。
 橋上駅と併設する自由通路は屋根やエスカレーターなどを備え幅員6メートル、延長約120メートル。通路には駅前広場や街なかを望める展望スペースを設置する。駅と通路の規模は延べ約3400平方メートル。
 西口には街なかへのにぎわいの波及を目指し「シンボルロード」を整備し、複雑な交差点は十字交差点に改良する。
 西側駅前広場は東側駅前広場と同程度の約7000平方メートルに拡張し北側と南側に各1カ所ロータリーを設け、バスやタクシー、一般車両の降車場を配置することで公共交通機関の乗り継ぎの利便性を高める。中央には多目的広場を設ける。
 東側駅前広場はベストアメニティスタジアム、サンメッセ鳥栖(都市広場)と一体的な歩行者空間でつなぎ、広場の南側にスタジアムと一体的に活用できる空間を設置する。機関車を移設するSL広場、さまざまな列車を眺められる展望所も設ける。
 概算事業費の内訳は橋上駅と自由通路約80億円、駅前広場と道路・交差点約40億円、公園・駐車場約4億円。国の交付金を活用するがJRや県も費用負担する。
 市は市庁舎の建て替えなど大型事業を抱えているため完成時期は未定としており今後、事業費の縮減に取り組むとともにスケジュールの検討を進める。
 基本設計は橋上駅と自由通路部分をJR九州コンサルタンツ、道路部分をパシフィックコンサルタンツ、広場部分をオオバが担当し19年2月に業務を終える予定。

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