工事・計画

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名古屋市緑政土木局/大江川下流部の暗渠化検討/大規模地震時の川底汚泥拡散防止  [2018年11月30日8面]

 名古屋市緑政土木局は、南区を流れる大江川下流部の汚染土壌対策で、ボックスカルバートと盛り土により河川をふさぐことを決めた。19来年度に設計作業に着手するため、1億33百万円を予算要求している。南海トラフなど巨大地震により、河床の汚染物質が拡散するのを防ぐ。名古屋港管理組合と協議し、防潮壁の設置、河口部の暗渠化も図る考え。
 大江川は、高度経済成長期に周辺の工場からの排水によって水質汚染が深刻化、現在も河床に有害物質を含む多量の汚泥が堆積している。アスファルトマットや覆土で封じ込めているが、巨大地震が発生すれば、河床の液状化、アスファルトマットの破壊によって、汚泥が露出、拡散する懸念がある。
 このため市は本年度、有識者懇談会を設置し、対策を検討してきた。
 その結果、既に暗渠化し、大江川緑地になっている上流部に続く約1100メートルもふたをすることになった。対象区間の川幅は81メートル。設計作業の中で、ボックスカルバートの幅や盛り土量を詰めていく。盛り土については、リニア中央新幹線建設工事で発生する残土の活用も視野に入れる。
 一方、同組合は、巨大地震の津波対策として河口部への防潮壁設置、管理区間約700メートルの暗渠化を検討している。

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