2018中部の防災企画特集

2018年12月4日 特集

文字サイズ

2011年に発生した東日本大震災。その後も熊本地震や北海道地震などが各地で発生している。過去に何度も大地震に見舞われている中部地方は近年、幸いにも地震被害を免れているものの、南海トラフ巨大地震の発生確率は年々高まっている。また、地球規模で環境変化が変化し全国各地で豪雨災害に見舞われている。今年は大型化した台風も日本列島に襲来、西日本の各地に大きな被害をもたらした。
人口やものづくり産業が集積し、我が国の経済活動の一翼を担う中部地方が地震や津波などで被災すると、日本経済が大きな影響を受け、さらには世界経済にまで影響が及ぶことは確実だ。
避けることができない自然災害に対し、被害を防ぎ、そして少しでも被害を軽減し、生活や経済活動を継続するためにはどうすべきか。行政や企業はもちろん、地域や個人レベルでの意識変革が求められている。