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鹿島/小石原川ダム(福岡県朝倉市)建設に建機自動化システム適用/コア材盛り立て  [2018年12月7日3面]

ダンプトラック3台、ブルドーザー2台、振動ローラー2台が5時間連続で自律的に作業した

 鹿島は6日、福岡県朝倉市で施工中の「小石原川ダム本体建設工事」に、複数の汎用(はんよう)建設機械が連動しながら自動運転を行うシステムを適用したと発表した。
 無人のダンプトラック3台とブルドーザー2台、振動ローラー2台が、管制室からの指示で5時間にわたり連続して作業を実施。コア材一層分(約1300立方メートル)の盛り立てを完了した。
 同社は建機に計測機器や制御パソコンを搭載し、作業の自動化を実現する次世代の建設生産システム「クワッドアクセル」の導入を進めている。リモコンなどを用いる従来の遠隔操作とは異なり、作業指示を出すことで複数の建設機械が自律的に作業を行う。
 15年に「五ケ山ダム建設工事」(福岡県那珂川市)で自動振動ローラーの実用化と自動ブルドーザーの実証実験、17年には「大分川ダム建設工事」(大分市)で自動ダンプトラックの導入試験を行い、材料の運搬・荷下ろしから、まき出し、転圧までの一連の作業の自動化に成功している。
 今回、小石原川ダム本体建設工事で本格稼働した実績を基に、次は成瀬ダム堤体打設工事(秋田県東成瀬村)にクワッドアクセルを導入する。現地発生土材とセメント、水を混合した材料「CSG」を用いて造る台形形状のダムで、自動化重機20~30台を投入して堤体の打設作業を行う予定という。

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