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回転窓/建設業とSDGs  [2018年12月20日1面]

 世界で取り組みが進むSDGs(持続可能な開発目標)。経済産業省関東経済産業局が全国に先駆け中小企業での認知度を調べたところ84%が「全く知らない」と回答したそう。一般への認知度という面から見ると浸透はまだまだのようだ▼調査結果では「社会的認知度不足」という回答が5割弱を占め、資金不足やマンパワー不足を挙げる声も多かった。盛り上がりに欠け、能動的に取り組むだけの資金も人材もない。それが実態なのかもしれない▼SDGsの重要性を市民が理解し、力を入れている企業を応援する。経済合理性と社会の持続可能性が一致していくことで誰もが暮らしやすい社会が維持される。容易ではないが、そうした道筋が理想像だろう▼地域の安全・安心や経済活動に必要な基盤を造り、長年守り続け、災害が起きたら真っ先に駆け付け復旧に力を注ぐ。建設業のこうした事業そのものがSDGsに直結している▼建設業は中小企業が多く裾野も広い。日々の事業の中でもっと意識していけばSDGsが地域にも浸透していくはずだ。地道な取り組みは結果的に、建設業の見方を変える近道にもなる。

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