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回転窓/韓国でも働き方改革  [2018年12月21日1面]

 働き方改革はお隣の韓国でも大きな課題になっているようだ。7月1日から週当たりの最大労働時間が68時間から52時間に短縮された韓国。本紙が提携する同国の建設経済新聞は、時短に伴う話題をたびたび報じている▼同紙によると、韓国の建築設計界では、プロジェクトごとに会社を渡り歩くフリーランサーが急増しているそう。納期を控え、時短で残業できない社員の代わりに仕事を仕上げるという需要が高まっており、フリーランサーに支払う報酬も跳ね上がっているとか▼日本の建設会社でも残業時間を減らそうと契約社員が増えていると聞く。先日インタビューしたある企業の社長は「残業の要因となる各種協議の議事録づくりを外部に任せている」と話していた▼気になるのは、時短で本来社員が行うべき仕事まで切り出していないかということ。業務を通じてさまざまな経験をし、スキルを高めていくのは、これからも変わらないだろう▼働き方改革はもちろん重要なのだが時短を突き詰めるあまり、経験を積む機会が減ってしまえば代償は高くつく。本当に大切なのは何か-。読書亡羊では将来に禍根を残す。

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