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三井不、大林組/建設現場向け自動搬送システム共同開発に着手/19年に実証実験  [2018年12月25日4面]

 三井不動産と大林組は21日、建設現場の生産性向上を目指し、資材の「自動搬送システム」=写真=の共同開発に着手したと発表した。大林組が開発した低床式の無人搬送車(AGV)をベースに、自動の資材探索と自律制御機能を追加。既に試作機の製作と動作確認を完了させた。三井不が開発、大林組が設計・施工している千葉県船橋市の物流施設の建設現場で19年に実証実験を開始する。
 開発中のシステムは、資材を積載した専用パレットを探索、識別する二つのカメラをAGVに搭載。識別したパレット上の荷物を自動で積載し、レーザーセンサーによって現在地と周囲の環境を認識しながら、目的地まで搬送・荷下ろしする。従来のAGVで原則必要としていた誘導線や磁気テープによる軌道の設定が不要なのが特徴だ。
 同一階での自動搬送はAGVが単独で行い、建物内の上下移動はAGVがオペレーターと交信することで仮設エレベーターを呼び出し、自動で乗降する。
 実証実験のフィールドは、千葉県船橋市で建設中の大型物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク船橋II新築工事」の現場とする。
 三井不は今回の共同開発によって、自動搬送システムの新築工事現場への標準装備を目指すとともに、竣工稼働後の建物での応用も検討していく。大林組は得たノウハウを生かし、建設現場のさらなる省人化につなげていく。

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