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三井住友建設/住戸内の梁型が半減可能に/新構法を免震タワーマンションに採用  [2018年12月27日3面]

スラットロータリータワーを採用したマンションの外観イメージ

 三井住友建設は26日、自社開発した住戸内の梁型が半減可能な構法「スラットロータリータワー」が、東京都内で建設中の免震タワー型マンションに採用されたと発表した。独自の集合住宅設計システム「スキット」を応用し、以前から用いられるL型梁の片側をなくした。住戸の形状やプランを自由に変えることができるようになる。同構法の採用により、広々とした内部空間と大開口の窓の双方を実現した。
 スラットロータリータワーを採用したのは、東京建物が東京都江東区で開発している分譲マンション「ブリリアタワー有明ミッドクロス」。建物はRC造地下1階地上33階建て延べ3万0629平方メートル(300戸)の規模。三井住友建設の設計・施工で21年2月の完成を目指している。
 一般的なタワーマンションの場合、建物の住戸内を横断するように梁がかかってしまい、住戸プランや設備の配管計画に制約があった。スラットロータリータワーでは梁が住戸の周りに沿ってかかるため、住戸を横断する梁が大幅に減り設計自由度を高めている。
 ダイナミックな眺望を確保できる点も同構法の特徴。建物中央部に構造要素を集約し、建物外周部の梁を扁平(へんぺい)梁に変更した。これにより階高を変えずに採光量の高い大開口ハイサッシが採用できる。
 同社は今後、都心部案件や再開発案件などで免震タワーマンションへのスキットやスラットロータリータワーの提案を進めていく考えだ。

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