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太平洋セメント/排ガスのCO2分離・回収に化学吸収法適用/19年1月から実証試験  [2018年12月28日3面]

 太平洋セメントは19年1月から三重県いなべ市の藤原工場で、化学吸収法による二酸化炭素(CO2)分離・回収試験装置を稼働させる。環境省の「環境配慮型CCS(CO2の回収・貯留)実証事業」として装置を試験導入。セメントキルン(焼成炉)の排ガス処理に化学吸収法を適用するのは国内初という。
 化学吸収法はCO2吸収液の化学反応を利用し、排ガスなどからCO2を分離する技術。排ガスの中には化学吸収法を行う上で留意が必要な酸性ガスなどの成分が含まれている。影響度合いを詳しく調査し対策を検討する。
 セメント製造の焼成工程では、主原料の石灰石に含まれるCO2が大量に発生している。同社は実用化に向けた設備のスケールアップも視野に入れ、より積極的なCO2排出低減を目指す。
 同事業に関連し、同社はCO2削減技術を検討する社内横断的な組織を立ち上げている。これまでに省エネルギー設備の導入やキルンの安定・効率的な運転でエネルギー消費量の削減を推進。廃棄物やバイオマス由来のエネルギー使用により、CO2の抑制を図ってきた。

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