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錢高組、JFEミネラル/フッ素対応の重金属吸着マットを開発/安価な封じ込め工法に  [2019年1月8日2面]

 錢高組は7日、JFEミネラル(東京都港区、小倉滋社長)と共同で、フッ素の吸着も可能な重金属吸着マット=写真=を開発したと発表した。当面は、フッ素含有ずりやフッ素汚染土壌を仮置きする際の敷設シートとして適用を想定。将来的には、従来の二重遮水工法に代わる安価な封じ込め工法として普及を目指す方針で、さらに検証作業を進めるとしている。
 同マットは充てん剤や吸着材、粒度調整材をフェルト系シートで挟んだ構造。幅1・0メートル、長さ2・0メートル、厚さ3・0センチのサイズとなっている。重量は1平方メートル当たり10~12キロ。重機により現地で吸着剤と土を混ぜ合わせて吸着層を作る「吸着層工法」と比べて、吸着剤の均質性や施工性に優れている。設置費用も安価に抑えることができる。
 従来の重金属吸着マットは主にヒ素を想定しており、フッ素への対応が不十分だった。フッ素の吸着性能が高い鉄系吸着材を使用し盛り土暴露試験を行ったところ有効性が確認できたという。試験は17年11月に開始し、今年3月まで実施する予定。乾燥による影響などを確認していくとしている。

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