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キャリアアップシステム/直接申請の窓口開設が拡大/都道府県建協は41カ所に  [2019年1月10日1面]

 4月から本運用が始まる建設キャリアアップシステム(CCUS)で技能者や事業者の情報登録を申請できる受付窓口が全国に広がっている。9日時点で全国建設業協会(全建)傘下の各都道府県協会に41カ所の窓口が開設されている。全建総連傘下を見ると、システムへの情報登録まで行う認定機関を含め窓口は37カ所に達した。インターネットや郵送に加え、直接出向き申請できる窓口の増加で、システム登録が一段と進む環境が整うことになる。
 全建傘下の窓口は7日付で茨城、千葉、愛媛、佐賀の4建協が開設した。これ以外の開設済みは北海道・東北エリアで▽北海道▽青森▽岩手▽宮城▽秋田▽福島-の6建協、関東・甲信エリアで▽栃木▽群馬▽埼玉▽東京▽長野-の5建協となっている。
 中部・北陸エリアは▽岐阜▽静岡▽愛知▽富山▽石川▽福井-の6建協、近畿エリアは▽三重▽滋賀▽京都▽大阪▽兵庫▽奈良-の6建協、中国・四国エリアは▽鳥取▽島根▽岡山▽広島▽山口▽徳島▽高知-の7建協が開設を完了。九州・沖縄エリアの開設済みは▽福岡▽長崎▽熊本▽大分▽宮崎▽鹿児島▽沖縄-の7建協となっており、全国で合計41カ所の建協事務所に窓口機能が整った。
 このうち東京では、CCUSの運営主体である建設業振興基金(振興基金、佐々木基理事長)と東京建設業協会(東建、飯塚恒生会長)が共同運営する窓口が、18年6月15日に第1弾として東京・虎ノ門の振興基金内に設けられた。
 全建総連傘下では、システムへの情報登録も同時に行う認定登録機関が埼玉土建一般労働組合本部・支部に8カ所、首都圏建設産業ユニオン本部に1カ所、千葉土建一般労働組合本部・支部に18カ所、徳島県建設労働組合本部・支部に6カ所開設済み。申請書を受け取るだけの受付窓口も全建愛知本部・支部に2カ所、長野建設労働組合連合会に1カ所、奈良県建築労働組合に1カ所置かれている。
 全建、全建総連傘下の協会や支部では、他の地区でも窓口開設の準備が進む。窓口申請では、登録申請書専用封筒に申請書類一式を入れて持参する。技能者情報を登録する場合、郵便局やコンビニエンスストアで料金を支払ってから窓口に申請書を出す。事業者情報登録では、申請後に伝えられる資本金に応じた登録料を支払う。各窓口は申請者の疑問や質問など、システムに参加するための各種相談に応じる役割も持つ。
 振興基金では運用開始後5年で全ての技能者をシステムに登録することを目指している。一人一人の経験・技能を蓄積し、能力評価や処遇改善に役立てる。

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