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清水建設/小水力発電事業に本格参入/2030年までに10カ所以上計画  [2019年1月10日3面]

小水力発電所のイメージパース

 清水建設は9日、小水力発電事業に本格参入すると発表した。初弾案件として5月に富山県内で小水力発電所の建設に着手する。20年12月の運転開始を予定している。今後は同案件を含め5~6県で合計10カ所以上の発電所を開発。2030年までに総発電能力1万キロワット、総売り上げ20億円を目指す。
 初弾となる小水力発電所の建設には約16億円を投じ、発電能力は960キロワットとなる予定。運転開始後は20年間にわたって、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を活用した売電事業を展開する。
 同社は16年に富山県内で小水力発電の事業化検討に着手した。17年に小水力発電で豊富な実績を持つ日本小水力発電(山梨県北杜市、半田宏文社長)、日本エレクトロニクスサービス(富山市、成川和彦社長)とともに、事業会社「水の国電力」(東京都中央区、池田謙太郎社長)を設立した。設立以降は同社を介して小水力発電の建設に向けて開発申請手続きなどの準備を進めてきた。
 東日本大震災以降、小水力発電事業に取り組む企業が増加している。発電量は1000キロワット以下と小規模ながら、季節や昼夜を問わず安定的な電力を供給できる。比較的少額で事業化が可能な上、発電所の開発に当たって周辺環境や生態系への負荷が少ないことも小水力発電のメリット。ゼネコンでは大林組、飛島建設などが取り組んでいる。

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