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凜/国土交通省総合政策局海外プロジェクト推進課国際協力官・杉田牧子さん  [2019年1月21日10面]

 ◇官民連携で都市課題に対応
 デベロッパーから国土交通省に転職したという、生え抜きの職員が多い中央官庁では珍しい経歴の持ち主だ。1990年代初頭に大学で建築工学を専攻。卒業後は技術的な専門知識を生かそうとデベロッパーに就職した。マンションの建設現場で施工管理を担当し検査などに立ち会った。販売営業にも携わるなどさまざまな経験を積んだ。
 建築技官として国交省に入ったのは2011年。約15年勤めたデベロッパーでの経験が転身のきっかけだった。
 「国交省などの住宅省エネ誘導施策を自社分譲マンションの商品企画にいち早く取り入れた。お客さまの評価が高くよしよしと思っていたら、実は自分たちが施策普及の担い手になっていたと後から気付いた。国の直轄事業がない民間住宅の世界では、政策を立案する国交省とそれを市場に反映する事業者が表裏一体の関係にある。それまでと『逆側』の世界に興味を持った」
 入省後に担当したのは住環境整備や都市再開発などに関する施策の執行。官民が対等の立場で戦略的な連携体制を構築し、さまざまな都市課題に対応していく必要性を感じた。
 現在は日本企業のインフラシステム海外展開支援を担当。後輩に伝えたいメッセージは「1回は国際業務を担当してほしい。外側から日本を見ることで必ず世界観が広がる」。(すぎた・まきこ)

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