論説・コラム

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回転窓/梅花と春の訪れ  [2019年2月5日1面]

 立春を過ぎ、暦の上では徐々に春めいてくる時期を迎えた。今年の冬は西日本ほど暖冬傾向との予報が出ている▼東日本を含め西に行くほど平均気温も平年並みか高い見込みで、そろそろスギ花粉の飛散が気になり始めるころだ▼世界に目を向けると、米中西部は先週から記録的寒波に見舞われているという。シカゴやミネアポリスなどでは氷点下30度前後の最低気温を観測。体感温度が氷点下50度と極地並みの大寒波に襲われている地域もあり、日常生活や経済活動に重大な影響が出ているそうだ▼二十四節気で見ると、立春は冬至と春分の真ん中に位置し一年のうちで最も寒さが厳しくなる時期。暖冬傾向とはいえ、建設業をはじめ屋外での作業が多い仕事に就いている方にとって冷たい風はつらいはず。インフルエンザが猛威を振るい推計患者数が今月初め時点で222万人を超えているだけに、どうか体調管理を心掛けていただきたい▼〈梅一輪 一輪ほどの 暖かさ〉(服部嵐雪)。間もなく届くであろう梅花がほころぶ便りを待ちわびつつ、季節の移り変わりを感じながら日々のつとめをしっかりと果たしていきたい。

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