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東京・品川区/道路点検にAI技術活用/10月から本格稼働、補修を迅速・省力化  [2019年2月6日4面]

 東京・品川区は19年度、区道の路面状況を点検する作業に人工知能(AI)技術を導入する。パトロール車両に搭載したカメラで撮影した画像データをAIで解析し、路面損傷につながるひび割れを検知。補修工事などの迅速化、省力化を図る。来年度上半期にシステム事業者を公募型プロポーザルで選定。10月からの本格展開を目指す。区の担当者によると、道路点検にAI技術を導入する試みは23区で初めてという。
 現在は、パトロール車両に設置したスマートフォンで走行時の揺れを検知し、衛星利用測位システム(GPS)データに基づき揺れの大きい箇所を職員が目視点検している。区は18年7月に土木学会(小林潔司会長)と協定を結ぶなど、新システム導入に向けた検討を進めてきた。区の担当者によると、AIを活用した点検システムは、従来システムに比べ小さなひび割れも確認できるという。
 区は19年度予算案に点検システム利用料として5百万円を計上した。5日に記者会見した濱野健区長は「機械に任せられる仕事を見極めれば、職員が他の作業に注力できる。区として重要な施策だと考えている」と新システムの導入効果に期待感を表明した。

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