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ダイダン/ICT活用で現場業務効率化/現場支援リモートチームの活動が成果  [2019年2月6日3面]

 ダイダンが、ICT(情報通信技術)を活用した現場支援の取り組みを加速している。施工図や総合図、検討図の作成など現場で行う一部業務を、支店の部ごとに設けた「現場支援リモートチーム」がサポート。ウェブ会議システムやクラウドファイルサーバー、共通CADソフトを利用し業務を処理する。メンバーは女性社員が中心で、活躍の場を広げる取り組みにもつながっているという。
 同チームは17年5月に設立して以降、労働時間の削減や現場の省人化など、多くの現場で高い成果を上げている。以前は現場に常駐していたCADオペレーターや事務員を支店などに集約。業務の繁忙度合いに応じて数日単位で現場を支援する。
 分散している現場と現場支援リモートチームを、ウェブ会議システムとクラウドファイルサーバー、共通CADソフトで結び、現場の進捗(しんちょく)状況や課題などの情報と図面などのデータを共有。ウェブ会議で複数人が図面を確認しながら機器や配管の納まり、設計の不具合などを早期に指摘できるようにした。
 ウェブ会議を通じて得られた結果を基に建物の基礎工事は始まるまでに施工図を完成させるため、同チームが必要な図面(検討図やスリーブ図、総合図など)の作成を支援する。加えて工事が進む段階では、施工図や自主検査記録、届け出書類など、手間のかかる作図や事務処理を代行する。
 ウェブ会議で画面にCADデータを表示しながら、ベテラン技術者が図面のチェックや現場作業への指導を行う。これにより、労働時間の削減や円滑な施工を可能にするとともに、品質向上にも貢献する。
 同社によると、同チームの設立により、事務所ビル(延べ床面積8500平方メートル)の空調衛生設備工事で、現場常駐の技術者を10人から7人に削減することが可能で、労働時間の削減にも効果が期待できるという。

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