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五洋建設/SEP型多目的起重機船お披露目/横浜市で見学会、大型洋上風力建設に対応  [2019年2月6日1面]

関係者向け見学会で披露されたCP-8001

 五洋建設は5日、建造を終えたSEP(自己昇降式作業台)型多目的起重機船「CP-8001」の関係者向けの見学会を、横浜市磯子区で開いた。800トンつりという大型クレーンを搭載したSEP船で、海象条件が厳しい海域でも安全で高精度なクレーン作業が可能となる。10メガワット級の発電風車の設置にも対応でき、外洋で行う大型洋上風力発電建造プロジェクトを受注する足掛かりとなる。
 世界最新鋭の連続式油圧ジャッキシステムや、高精度に船の位置が保持できる自動船位保持装置(ダイナミック・ポジショニング・システム)、作業効率の高い全旋回クレーンなどを導入した。10メートル程度の波が来ても問題ないため、「作業効率が圧倒的に上がる」(土木部門洋上風力プロジェクト・チーム)としている。最大120人収容の居住設備やヘリポートも備えている。同社が保有する自航式多目的起重機船「CP-5001」との併用で、長期間の作業も可能となる。
 基本設計はオランダのグストMSCが、建造はジャパンマリンユナイテッド(横浜市西区、千葉光太郎社長)が担当した。見学会はジャパンマリンユナイテッドの横浜事業所磯子工場で開かれ、発注者や電力会社、建設会社、メーカー、コンサルタントなど約700人が参加した。

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