論説・コラム

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回転窓/仮囲いの中の重機  [2019年2月6日1面]

 知らない土地で安くておいしい居酒屋を見つけるのは難しい。インターネットで人気店を調べてみるが、最終的には店構えや出入りする客層を確認し、のれんをくぐる▼先日、ある居酒屋に入った。入り口に赤ちょうちんがぶら下がった普通の店構えだが、どこか歴史を感じる。思い切って入ってみると三十数席はほぼ満席。年齢層の高い客たちが会話を楽しみながら杯を交わしていた▼料理は新鮮で、大皿から取り分ける煮物も美味。値段も手ごろだったので店選びの自らの眼力に満足しながら一人、“どや顔”であおった熱かんはいつも以上にうまかった▼店内だけでなく、外から見えず、その中がどうなっているのか分からないと何となく気になるものだ。建設現場も以前、仮囲いで覆われ作業の様子が見えなかった。だが、最近は作業予定表が張り出され、仮囲いの透明版も登場し、作業状況だけでなく、働く人たちの顔も見える▼8日から東京・お台場の日本科学未来館で「工事中!~立ち入り禁止? 重機の現場」が開幕し、普段見られない重機が数多く展示される。迫力ある重機を間近で見て、体感してもらいたい。

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