論説・コラム

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回転窓/目に見えない恐怖?!  [2019年2月7日1面]

 インフルエンザが全国で猛威をふるっている。目に見えないウイルスを取り込まないためのマスクの使用や免疫力を落とさないための体調管理など、自己防衛に万全を期している方も多かろう▼現在流行しているA型のウイルスにも2種類あり、一度かかったからと油断していると再び発症するそう。2月以降は例年、B型ウイルスが増加する傾向にあるので1シーズンに3度かかる可能性も…▼ウイルスや病原菌など目に見えないものに人々は恐怖を感じる。放射線もその一つだろう。取材で先日訪れた福島第1原発は東日本大震災による津波の影響で原子炉建屋が水素爆発を起こし、屋外に放射性物質が拡散。地域住民はもちろん、国内外の多くの人たちに戦りつを与えた▼事故後の原発構内では廃炉に向け懸命の作業が続いている。作業員の被ばく線量管理を確実に行いながら長期にわたる廃炉事業の要員を確保。作業環境の改善の一環で、敷地内の線量低減にも取り組む▼8年近くが経過し、軽装備(使い捨て防じんマスク、一般作業着)で作業可能なエリアは全体の約96%に拡大。福島復興への歩みは着実に進んでいる。

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