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五洋建設/SEP型多目的起重機船、2隻目建造も検討/洋上風力プロ本格化に対応へ  [2019年2月7日1面]

清水社長

 五洋建設はSEP(自己昇降式作業台)型多目的起重機船「CP-8001」が完成したことを受け、5日夕に横浜市西区のヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルで完成式典を開いた。清水琢三社長は洋上風力発電施設の建設を見据えつつ、海洋土木工事でも積極的に活用する方針を表明。2隻目の建造を検討することも明らかにした。
 CP-8001は国内で初めて800トンつりの大型クレーンを登載したSEP船。気象・海象条件が厳しい海域でも波浪の影響を軽減させ、安全性や稼働率、施工精度の高いクレーン作業が可能となっている。10メートル程度の波にも耐えられるため、海洋工事の作業効率が大きく高まると期待されている。
 完成式典で清水社長は、昨年の臨時国会で海洋再生可能エネルギー整備法が成立したことに触れた上で、「いよいよ洋上風力発電プロジェクトが本格的に動きだす。海洋土木工事のリーディングカンパニーとして、まずはSEP型多目的起重機船を用いた洋上風力発電施設の建設を着実に実施できるように研さんしたい。海洋土木工事にも積極的に活用したい」と語った。
 清水社長は日刊建設工業新聞社らの取材に対し、「洋上風力発電が日本の船でもできるようになるのは非常に意義がある」と述べるとともに、年間8カ月以上の稼働を目指すとした。「1隻では一つをやっていると他のことをお断りしないといけなくなる。自分たちで全部出すかは別にして、2隻体制を考えていきたいと思っている」との見通しも示した。

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