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鋼管杭施工管理士/初の試験に210人合格/技術協会ら3団体、エキスパートを認定  [2019年2月8日2面]

 鋼管杭・鋼矢板技術協会(JASPP、安藤豊会長)と全国基礎工事業団体連合会(全基連、梅田巖会長)、全国圧入協会(JPA、中岡智信会長)の3団体が創設した「鋼管杭施工管理士」の試験に210人が合格した。合格率は約4割。鋼管杭や鋼管矢板のエキスパートを認定する。試験は18年11月18日、仙台、東京、大阪、福岡の4都市で同時に行われた。
 3団体は資格制度を通じ、鋼管杭施工の知識や技術の普及と、高度な能力を持った施工管理者を育成していく方針。鋼管杭や鋼管矢板の適正な施工と施工管理に必要な知識・技術を保有していることを試験で確認し認定する。鋼管杭の施工に必須の民間資格となることを目指している。受験者は、鋼管杭・鋼管矢板施工会社の技術者や技能者に加え、基礎に関わる発注者、設計者、元請技術者などを想定している。
 試験問題の作成や合否判定などは3団体から独立した鋼管杭施工管理士検定試験委員会が実施。試験は毎年11月に行う。合格者の申請により、3団体代表者の連名で有効期間を5年間とする認定証を発行する。4カ所で行われた18年度試験の会場別の合格者は仙台15人、東京89人、大阪65人、福岡41人。同試験は、建設業法施行規則の「登録基礎ぐい工事試験」を参考にしており、合格者が業法上の主任技術者に位置付けられるよう、実績を積んで申請する予定だ。国土交通省は「試験の公平性・透明性が確保された認知度の高い資格であることなどを基準に認めることになる」(建設業課)としている。
 試験に先立ち、全基連が担当する「鋼管杭施工管理技術者育成講習会」も行っており、本年度は18年6月24日に大阪、同7月16日に東京で実施。19年度も大阪で7月28日、東京は9月15日の開催を計画している。

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