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熊谷組ら4社/コッター床版工法で共同事業契約締結/高速道路リニューアル適用めざす  [2019年2月8日3面]

コッター床版工法のイメージ

 熊谷組とガイアート、オリエンタル白石、ジオスターの4社は、道路橋床版のリニューアルに活用する「コッター床版工法」の事業化に向け、共同事業契約を結んだ。くさび状の金物やボルトで接合する「コッター式継ぎ手」を使い、橋梁床版を効率的に据え付けていく技術。実用化に必要な試験は完了しており、今後はコッター式継ぎ手の設計・製造・販売を行う事業体制を検討。高速道路のリニューアルプロジェクトをターゲットに採用を目指していく。5年後に年間1万5000平方メートルを施工する目標に掲げている。
 同工法は工場製作したプレキャスト・プレストレストコンクリート(PCaPC)床版を、コッター式継ぎ手で接合していく。接合部の幅(目地幅)を2センチに抑えており、床版面積の99%をプレキャスト化する。
 現場での鉄筋・型枠作業が不要になり、床版設置から接合までの作業日数が従来工法と比較し半減でき、作業に携わる人員も60%程度減らせるという。簡単なボルトの締め付けで接合できるため、熟練工に頼らず作業できる。部分的な床版取り換えにも容易に対応可能だ。
 輪荷重走行疲労試験で100年相当以上の耐久性が確保できることなどを確認した。実用化のめどがついたことから、昨年11月に4社で共同事業契約を結んだ。道路橋の新設・改修工事のほか、鉄道橋にも応用が可能としており、幅広い分野で適用を目指していく。

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