工事・計画

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東京都青梅市/市立総合病院新病院建設/20年1月にも新南棟新築入札公告  [2019年2月21日4面]

新病院の完成イメージ

 東京都青梅市は、市立総合病院の新病院建設事業について、工事を3工区に分離して発注する方針を固めた。本体工事となる「新南棟」の新築など大部分の工事は、20年1~7月に公告と入札を実施する。入札方式は技術提案・総合評価型の一般競争を採用する計画だが、契約手続きに時間がかかり工期を圧迫する可能性もあるため、通常の一般競争も含めて検討する。働き方改革を含む東京五輪前後の建設動向を見定め、総合的に判断する方針だ。
 初弾の工区は、5月中旬にもプレハブ造の仮設棟をリース方式で発注する。リース業者と41カ月間の契約を結ぶ。2工区目は既存南棟の地上部の解体工事(アスベスト除去を含む)を今夏~初秋に公告。入札方式は一般競争入札か指名競争入札を採用する。12月ごろの入札で施工者を決める。工期は20年6月までの6カ月間を見込む。3工区目は本体工事となる「新南棟」の新築、既存南棟の地下部や東・西2棟の解体、既存新棟の内部改修、外構整備などを予定している。20年8月ごろに新南棟の本体工事に取り掛かり、22年末~23年1月ごろの新南棟完成を目指す。同5月に新南棟をオープンする。事業完了は26年8月ごろの予定。
 同病院の所在地は東青梅4の16の5(敷地面積2万2734平方メートル)。既存の南棟(延べ6190平方メートル)と南別館(延べ1136平方メートル)を解体した跡地に新南棟を建設する。新南棟の規模はS一部SRC造地下1階地上8階塔屋2階建て延べ3万1912平方メートル。病床数は501。免震構造を採用する。新南棟と既存の新棟をつなぐ渡り廊下棟(S一部SRC造地下1階地上3階建て延べ1390平方メートル)も建設する。
 新南棟の完成後、仮設棟を取り壊し、既存の新棟(SRC造地下2階地上6階塔屋1階建て延べ1万8064平方メートル)を改修。西棟(延べ9480平方メートル)と東棟(延べ1万0010平方メートル)を解体し、外構や駐車場を整備する。
 基本計画によると、総事業費は275億8200万円(税込み、10%)。予備費を除く工事費は173億5700万円(同、うち新築費は141億4700万円)を見込む。 
 基本・実施設計は内藤建築事務所、CM業務は日建設計コンストラクション・マネジメント・アイテックJVが担当する。

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