人事・動静

このエントリーをはてなブックマークに追加 文字サイズ 

凜/東京都下水道局建設部設備設計課・中村幸さん/人に喜んでもらうのが目標  [2019年2月25日12面]

中村幸さん

 ずっと働いてキャリアを積み上げていきたい-。そんな思いから女性が働き続けやすい環境が整う公務員を志した。2006年度に東京都へ入庁し、本年度で13年目を迎えた。今でも心に残っているのは水道局の営繕部門に所属していたころ、奥多摩町にある事務所で新築する倉庫の建築設備の設計・工事監督を手掛けたことだ。知識の少ない中で環境に適した設備を選択。倉庫の完成時に利用者が喜ぶ笑顔を見て手応えを感じた。
 現在は下水道設備の再構築を担う部署で、基本計画の立案や策定を手掛けている。下水道関連の設備に携わる女性技術者はまだまだ少ない。そのため「後進の道を閉ざさないよう仕事に積極的にチャレンジし、女性技術者の後輩たちにバトンをしっかり渡していく」。次のステップとして管理職試験への挑戦を考えている。
 「人に喜んでもらうのが一番の目標」との思いを胸に秘めながら、仕事を含め人生で大切にしてきた言葉が二つある。一つは「自覚、責任、思いやり」だ。「一つの仕事に取り組む自覚と、やりぬく責任、思いやりが加わると人が喜んでくれるような仕事につながる」と説明する。その実現にはもうひとつの言葉「継続は力なり」も重要だ。「継続することで余裕が生まれ、思いやりを持てる」。二つの言葉を大切にして、これからも仕事に情熱を注ぐ。
 (なかむら・ゆき)

この記事へコメント

メールアドレスが公開されることはありません。