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竹中工務店/18年12月期決算/連単とも増収減益、粗利益率は高水準の11%台維持  [2019年3月1日1面]

 竹中工務店が2月28日に発表した2018年12月期決算は連結、単体とも増収減益となった。連結ベースの売上高は前期比4・5%増の1兆3536億円と、6期連続で1兆円台を確保した。
 売上総利益は同9・9%減の1628億円。単体ベースの受注高は1兆1029億円(前期比4・7%増)、完成工事総利益(粗利益)率は11・7%(前期14・2%)となった。粗利益率は好調だった前期の反動はあったものの、11%台を維持しており堅調に推移している。
 連結ベースで見た損益は営業利益850億円(前期比21・2%減)、経常利益939億円(18・5%減)、純利益636億円(16・0%減)となった。営業利益の内訳は建設事業703億円、開発事業115億円、その他32億円だった。連結建設受注高は1兆2888億円(0・1%増)。海外比率は10・6%で、前期よりも0・7ポイント減少したものの、同水準を保っている。
 単体の建設受注高は1兆0729億円(5・0%増)。自社設計比率は67・6%と、前期から4・1ポイント低下した。次期繰越工事高は1兆2367億円(5・3%増)で上昇基調が続いている。
 19年12月期の業績予想は連結ベースで売上高1兆4000億円(3・4%増)、営業利益790億円(7・1%減)、経常利益850億円(9・6%減)、純利益630億円(1・0%減)。単体受注高は1兆0760億円(2・4%減)で、単体の粗利益率は10・9%と、0・8ポイントの低下を見込む。
 今後の動向について、同社は「民間は底堅く、公共にも支えられて堅調に推移するが、慢性的な労働力不足など予断を許さない状況が続く。受注と施工のバランスを取っていく」(石崎亮司財務室長)としている。

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