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主要ゼネコン33社/19年新卒採用、8年連続で拡大へ/6社が200人超  [2019年3月1日1面]

 日刊建設工業新聞社が主要ゼネコン33社を対象に実施した採用アンケートで、今春(2019年4月)の新卒採用数が8年連続で増加していることが分かった。最多は清水建設の336人。大手5社にフジタを加えた6社が200人を超える新卒者を採用する。半数以上の19社が前年度よりも採用を増やしている。来春(20年4月)の採用計画は28社が回答。増加予定の企業は半数にとどまったが、合計は今春を上回り、積極的な採用姿勢は継続しそうだ。
 アンケートは1月16日~2月28日に実施。33社による今春の採用数は最大で合計3736人となり、18年実績を230人上回る見通しだ。増加は19社で、減少が13社、1社は同数だった。技術職の合計は3188人で、採用数の約85%を占める。18年実績よりも211人多い。18年度の中途採用は合計829人で、前年度から244人増加する見込みだ。
 新卒採用は清水建設が2年連続で最多。増加幅が最も大きかったのはフジタで、18年実績よりも52人増やしている。同社は中途入社も18年度に98人採用するなど積極的な姿勢が目立つ。「将来の業績目標を達成するための必要人員から計算した」(管理本部広報室)としている。
 来春の新卒採用予定を回答した28社の合計人数は2948人。同じ28社で今春と比較すると105人の増加となる。企業別で見ると、今春よりも増やす企業と減らす企業はともに14社だった。
 大成建設は今春よりも51人多い316人の採用を計画。鴻池組は中長期経営計画を踏まえて、40人増となる119人の採用を予定する。竹中工務店は250人規模での採用を継続するとしている。各社とも手持ち工事量が多く、業績も高水準で推移している。安定的な企業経営を目指すため、事業展開の根幹となる優秀な人材の確保・育成に引き続き注力する。

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