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磯崎新氏がプリツカー賞受賞/5月に仏で授賞式、日本人で8人目  [2019年3月7日1面]

磯崎新氏

大分県立図書館(現アートプラザ)=Photo courtesy of Yasuhiro Ishimoto

 建築家の磯崎新氏が「建築界のノーベル賞」といわれるプリツカー賞を受賞した。5日に米ハイアット財団が発表した。日本人の受賞は2014年の坂茂氏以来8人目。審査団は磯崎氏の建築スタイルを「模倣やコラージュではなく、常に新鮮なアプローチを続けている」と評価。新たな道を切り開き、西洋と東洋を融合させたとしている。5月に仏ベルサイユ宮殿で授賞式が行われ、賞金10万ドルとブロンズのメダルが贈られる。
 磯崎氏は1931年大分市生まれ。54年に東京大学工学部建築学科を卒業した。丹下健三研究室(都市建築設計研究室)に入り、61年に東大数物系大学院建築学博士課程を修了。丹下健三研究室を63年に退職して独立し、磯崎新アトリエを設立した。
 ポストモダン建築を先導した世界的な建築家の一人として国内外で評価が高く、「大分県立図書館」(竣工1966年)や「群馬県立近代美術館」(1974年)、「つくばセンタービル」(1983年)などの設計を手掛けた。
 これまでに日本建築学会賞作品賞や芸術選奨新人賞美術部門、王立英国建築家協会(RIBA)ゴールドメダルなどを受賞。英国王立芸術院名誉会員や米国芸術文化アカデミー名誉会員のほか、日本芸術院会員に選ばれている。

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