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竹中工務店ら/音声・文字認識制御システム開発/空調や照明など複数設備を操作  [2019年3月8日3面]

 竹中工務店と情報通信事業を手掛ける神田通信機は、音声と文字で建物内の設備機器を操作できる制御システム「ツイートREMO(リモ)」を共同開発した。スマートフォンやスマートスピーカーなどに声や文字入力で指示を出すと、クラウドサーバーの人工知能(AI)が内容を解析して操作指令に変換。部屋の中にある設備機器などを動かす仕組みだ。体が不自由な人などでも、空調や照明など設備機器を操作できるようになる。4月から販売を開始する。
 リモは病院や福祉施設、オフィス、工場、実験施設などでの活用を想定している。大量の設備機器が設置されている建物に対応できる点が特徴。新築でも既存施設でも導入できるが、ビル設備の一元管理規格「バックネットゲートウェイ」を取り入れていることが条件となる。
 音声や文字による指令を米グーグルの音声認識AIエンジン「グーグルアシスタント」などを通じてクラウドサーバーで解析、あらかじめ登録されている設備指令言語に変換する。「照明を100%つける」など100言語程度を登録しているという。指示内容は、バックネットゲートウェイに送信され、各設備が指令に沿って作動する流れとなる。
 利用者は、グーグルのスマートスピーカー「グーグルホーム」やスマホなどで操作を指示する。スマホなどを利用する場合はリモ向けに開発したアプリをインストールし、対象室内に位置情報を検知する近距離無線通信技術(ブルートゥース)アンテナの設置も必要になる。指令が実行されないケースといったデータを収集し、精度を高めていくという。
 初期費用は最小で100万円程度を見込んでおり、このほか継続的に使用料がかかる。販売は神田通信機が中心に手掛ける予定で、初年度は50セット程度の販売を目標にしている。

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