論説・コラム

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回転窓/気分転換が必要かも  [2019年3月12日1面]

 4月の新年度を控え、さまざまな業界で労働組合と経営者が賃金や労働条件を話し合う春闘が最終盤を迎えている。基本給を引き上げるベースアップ(ベア)の労使交渉。電機大手6社は9日までに月額1000円で事実上決着したという▼つい先日まで景気拡大期間が戦後最長になったといわれていた国内景気も、ここに来て雲行きが怪しくなってきた。経済協力開発機構(OECD)の経済見通しなどを見ても、世界的に景気減速を示す指標や予測が相次いでいる▼国内景気は後退局面に入ったのかどうか。本来であれば政府が公表する雇用や景気動向などの調査結果を頼りにするところなのだろうが、年明け早々に発覚した政府統計のデータを巡る不祥事があっただけに、何を信じていいのか判断に迷う人も多かろう▼将来の見通しが明るいと感じられれば、消費が活発化して景気も良くなりやすくなる。先行きに不安を感じれば財布のひもは固くなり、行動も慎重になって景気に悪影響が出る▼きょう3月12日は数字の語呂合わせで「サイフの日」だそう。暗い話はとりあえず脇に置き、気分転換に財布でも替えてみるか。

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