工事・計画

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横浜高速鉄道/MM線車両留置場建設(横浜市中区)/優先交渉権者に鹿島JV  [2019年3月14日5面]

 横浜高速鉄道は、みなとみらい線(MM線)元町・中華街駅(横浜市中区)を延長して地下トンネル式の車両留置場を建設する事業で、工事の優先交渉権者に鹿島・東亜建設工業・奈良建設特定JVを選定した。今月末にも技術協力委託の契約を結ぶ。施工予定者が設計などを支援するECIと同様の手法を採用。今後は設計を担当する八千代エンジニヤリングが横浜高速鉄道、鹿島JVと協力しながら実施設計や施工計画などをまとめる。工事契約締結は2020年3月末を予定。契約後早い時期の着工を目指すとしている。
 選定手続きには指名プロポーザル方式を採用した。指名は4者。技術審査などを経て、12日に選定結果を通知した。指名業者や次点は公表していない。JV構成員には地元建設業の参加を条件に加えていた。技術協力で施工計画などの作成後、全体工事費を算出、価格交渉で合意すれば工事施工契約を締結する。
 留置場は元町・中華街駅から港の見える丘公園(横浜市中区山手町)にかけての地下を想定。総延長は約580メートル。総事業費は約150億円を見込んでいる。完成時期は未定としている。
 計画によると元町・中華街駅から約210メートルの曲線部は単線トンネル2本(高さ約7~8メートル、幅約6~7メートル)。その先約100メートルが分岐部で構造は複線トンネル(高さ約10~11メートル、幅約14~15メートル)。最後の約270メートルが車両留置部で複線の2連トンネル(高さ約9~10メートル、幅約22~23メートル)。NATMで掘削する。このうち曲線部の一部が民有地の地下を通るため、使用範囲を定め区分地上権を設定するとしている。
 MM線は現在、東京急行電鉄から元住吉車庫の一部を借地し車両を留置している。今回の事業で自社線に車両留置場を確保する考えだ。

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