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昇降設備4社/19年春の採用数は前年下回る/就業環境の改善に注力  [2019年3月14日3面]

昇降機設備工事業各社の人材採用状況

 昇降機関連4社の今春(2019年4月)の入社予定者数が合計858人となり、前年実績を100人近く下回ることが日刊建設工業新聞の調査で分かった。4社のうち東芝エレベータを除く3社が前年より減少。100人規模で減らした企業もあった。18年度の中途採用者数は前年度に比べ3割近く減る見通し。フレックスタイムや、人工知能(AI)などを活用して業務の効率化や自動化を図るRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の導入など、現役社員の就業環境改善に向けた動きも目立った。
 今春の入社予定者数は4社合計で858人。前年実績(955人)に比べ97人減った。三菱電機ビルテクノサービスは36人減。同社は「要員充足と健全経営との整合を踏まえた」(人事部)として、来春(20年4月)も今春より15人ほど少ない300人を計画する。日立ビルシステムは今春100人減となる。東芝エレベータは49人増。優秀な人材であれば、国籍を問わず積極的に採用している。
 中途採用者(18年度見込み)は、4社合計で165人と前年度に比べ64人減る見通し。フジテックは66人の中途採用を実施し、前年度の53人を上回る見込みだ。
 就業環境改善に向けては、日立ビルシステムがテレビ会議システムなどのITツールを整備。併せてRPAの導入も進めている。三菱電機ビルテクノは、短時間フレックスタイム制を採用した。東芝エレベータは社内資料作成時にRPAを活用している。
 若手社員に対しては、先輩社員がサポートするメンター制度を取り入れたり総務・人事部が面談したりして、定着率の向上を図る企業もあった。

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