技術・商品

このエントリーをはてなブックマークに追加 文字サイズ 

日本道路/転圧機自動停止装置を開発/AI搭載カメラで人を検知、重機の改造不要  [2019年3月15日3面]

設置後のイメージ

 日本道路は、転圧機向けの自動停止装置「EyeThink(アイシンク)」を開発した。重機を後方に動かす場合、人工知能(AI)搭載ステレオカメラで人を検知して自動的に減速・停止させる。強力な磁石で装置を設置する外装方式で、重機の改造など事前の準備は不要。レンタル機械などにも30分程度で脱着可能で、可搬性・汎用性に優れている。グループ会社のエヌディーリース・システムを通じて、4月から販売を開始する。
 ヒューマンエラーによる労働災害を防止する狙いから開発した。人との距離をステレオカメラで測定し、AIを用いて人と物とを識別する。第三者との接触を想定して、ヘルメットなどを装着していなくても認識できるようにした。悪天候や夜間条件でも認識可能となっている。パソコンやオプションの動作範囲や減速制御距離、停止制御距離は任意で設定できる。走行レバーに電動シリンダーを据え付けて、シリンダーが動くことで重機の減速や停止を行う。停止した場合は、人がいなくなってから解除できるようになっている。
 今後は、バックホウなど転圧機以外の重機への拡大を図っていく。画像処理技術を応用した多機能型安全装置の開発も見据えている。

この記事へコメント

メールアドレスが公開されることはありません。