工事・計画

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大阪府/寝屋川北部地下河川整備(大阪府)/国交省が大深度地下使用認可  [2019年3月19日12面]

寝屋川北部地下河川ルート図

 国土交通省は18日、寝屋川北部地下河川の新規着手計画区間のうち3区間延べ約2・2キロについて、大阪府に大深度地下使用法に基づく使用を認可した。新規区間は鶴見立坑(守口市南寺方東通1)~排水機場(大阪市都島区中野町5)で延長は4684・2メートル。認可されると全国初の大深度地下を利用する地下河川となる。大阪府は月内に「寝屋川北部地下河川城北立坑築造工事」(大阪市城東区関目2)の一般競争入札(WTO対象)を公告する。同工事が完了する2025年ごろに鶴見立坑に向かう鶴見調節池の工事に着手する見通し。
 新規区間のうち鶴見立坑~城北立坑間(鶴見調節池)は内径9メートル、延長1778・4メートルで、城北立坑~排水機場間(都島調節池)は内径11・5メートル、延長2905・8メートルで計画。
 大深度地下の使用が認可されたのは、内環状線~城北川取水施設(延長約0・5キロ、地下65~81メートル)と城北川取水施設~市道片町野江森小路線野江4交差点(延長約1・4キロ、地下69~85メートル)、市道赤川天王寺線都島本通交差点~排水機場(延長約0・3キロ、地下71~86メートル)。
 近く公告する城北立坑の工事概要は外径34・8メートルで、内径は約25メートルで計画。事業用地の面積は約9500平方メートル、底面高はOP(大阪湾最低潮位)マイナス80メートル程度。仮請負契約議案は9月議会に提出する見通し。工期は71カ月で、25年度の完成を目指す。「寝屋川北部地下河川城北立坑詳細設計委託」は東京建設コンサルタント(大阪市北区)が担当。
 その後、25年度ごろに同立坑からシールドマシンを発進し鶴見立坑まで掘り進み鶴見調節池を構築する。工期は4~5年を見込む。「寝屋川北部地下河川鶴見調節池詳細設計委託」は日建技術コンサルタント(大阪市中央区)が担当。
 府は排水機場内に到達立坑を築造。城北立坑から到達立坑に向けシールドトンネルを掘り進む計画。府の河川整備計画では寝屋川北部地下河川全体を44年度までに整備する見通しだ。

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