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建災防/ずい道等建設労働者健康情報管理システムが稼働/一元管理で粉じん障害防止へ  [2019年3月27日2面]

 建設業労働災害防止協会(建災防、錢高一善会長)が構築してきた「ずい道等建設労働者健康情報管理システム」が稼働し、26日から登録の受け付けを開始した。トンネル工事に従事する労働者の健康情報や作業従事歴を一元的に管理できる。労働者が過去の健康診断結果を確認したい場合や再就職時に健康状態を証明する手段にもなる。発症までに時間が掛かり、健康管理が難しいじん肺の防止に役立てる。
 システムに登録される情報は、健診の実施日や内容、結果、工事名、元請会社、所属会社、粉じん作業の従事期間や内容、建設キャリアアップシステム(登録者のみ)のIDナンバーなど。登録業務は労働者を雇用するトンネル専門工事業者が本人の同意を得て行う。保存を含む情報管理の効率化が期待できる。システムの利用は無料。
 国内の稼働中のトンネル現場は約400カ所、約1万人が掘削作業に従事する。建災防は年間約3000人のシステム登録を目指す。
 トンネル工事を専門とする労働者は、現場ごとに事業者が変わる場合が多い。このため、じん肺健康診断の実施と結果の保存が事業者に義務付けられているものの、散逸するケースがあり課題となっている。

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