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福田組、NECら4社/トンネル掘削時の過不足など可視化/撮影画像で出来形確認  [2019年4月4日3面]

点群データのイメージ

 福田組やNECら4社は、写真測量でトンネル掘削時の過不足などが確認できる技術「Te-S(ティーエス)アシスタント」を開発した。3次元形状復元(SfM)技術を活用した写真測量のデータを使い、トンネル掘削時の仕上がり状況を可視化する。山岳トンネルで施工管理を効率化するのが狙い。
 福田組とNEC、NECソリューションイノベータ(東京都江東区、杉山清社長)、建設関連ソフト開発などを手掛ける演算工房(京都市上京区、林稔社長)が共同開発した。切羽やインバートなどの掘削箇所を撮影した画像で点群データを生成し、掘削形状と設計図面とを比較表示する。システムは掘削箇所を撮影するカメラとタブレット端末、解析ソフトウエアで構成する。
 新潟県発注の竹ケ鼻トンネル工事で一部適用し、システムの有効性を確認した。従来は作業を15分程度中断して、数人の作業員が点検していた。ティーエスアシスタントを活用した場合、演算に1分半程度、描画に20秒程度かかるだけで、掘削の過不足を把握できたという。福田組は全国のトンネル現場に展開を計画している。

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