論説・コラム

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回転窓/開かれる宇宙への扉  [2019年4月11日1面]

 小惑星「りゅうぐう」に人工クレーターを作る宇宙航空研究開発機構(JAXA)の実験が成功したというニュースが5日に報じられた。小惑星や太陽系の歴史をひもとく科学的な成果はもちろん、宇宙の謎に近づくと聞くと、ロマンを感じずにはいられない▼JAXAは宇宙探査に向けて、現状を打破して変革を促す技術開発を目指している。キーワードは「ゲームチェンジング」。宇宙探査の在り方を変えると同時に、地上での技術革命につなげることも目標にする。幅広い産業と連携を進め、その中には建設分野も含まれる▼宇宙での活動を目指す段階に入っており、月面上などでの居住空間の整備を見据えている。当然ながら建設技術がなければ実現しない。「宇宙開発に貢献できるのは大きなモチベーション向上になる」。あるゼネコン関係者がそう話していた▼建設産業の大きな使命は誰もが快適に過ごせる場をつくること。それは宇宙でも同じであり、地球を越えた展開がいよいよ始まっていく▼間もなく迎える令和の時代。建設産業の活躍の場にも変化が生まれるだろう。宇宙開発も含めしっかり追っていきたい。

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