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キャリアアップシステム/日建連が推進タスクフォース設置/各社の取り組み支援  [2019年4月15日1面]

 ◇登録目標達成へ全力
 日本建設業連合会(日建連、山内隆司会長)は、1日に本運用が始まった建設キャリアアップシステム(CCUS)を強力に推進するため、本部に「CCUS推進タスクフォース」を設置した。会員141社に担当の常務理事または常務執行役を割り振り各社の取り組みを支援。会員企業と協力会社による事業者登録や技能者登録、現場登録を後押しする。=2面に関連記事
 日建連が2017年12月に決定した「CCUSの普及・推進に関する推進方策」(ロードマップ)では、23年3月までに会員企業の全現場を登録し、登録現場に入場する全事業者、技能者がCCUSに登録していることを目標に定めた。
 前期、中期、後期と段階的に目標をクリアする。前期は9月末までに自社の事業者登録や、各社の協力会社組織所属会社と登録現場の1次協力会社で事業者登録率90%を達成する。登録現場に入場する技能者のカード保有率60%以上、現場登録率60%以上なども目指している。
 CCUSの本運用は当初の計画より半年遅れでスタートしたもののロードマップは堅持。半年後に前期末が迫る中、目標達成に全力で挑戦する。日建連によると、9日時点で会員企業のうち79社が事業者登録を済ませている。会員企業全体で今月中に3000カ所近くの現場登録が完了する見通しだ。
 タスクフォースを構成する常務は11人。担当する会員が自社の事業者登録を済ませていない場合や実行計画を策定していない場合は必要な助言を行い、早期の登録や策定につなげる。登録・策定済みの会員に対しては、現場登録や協力会社の事業者登録、技能者登録の促進を図る。確実に進行を管理し、CCUSの普及に努める。
 先導役となるCCUS推進本部(村田誉之本部長)の構成会社14社には上乗せ活動を求め、各社の協力会社組織の技能者登録の目標などを定めたアクションプログラムを5月に作成する。同プログラムを基に理事会社50社の活動内容を10月にも固める。今月末に全体の進捗(しんちょく)状況を調査するとともに、四半期ごとにフォローアップも実施していく。
 上田洋平常務執行役は「事業者登録が進んだことで、これから技能者登録が伸びてくる」と強調。作業員名簿など建設現場の労務安全書類を元下請間で共有・管理し、施工体制台帳を作成できる民間のシステム「グリーンサイト」とCCUSの連携を待って登録する事業者もあり、準備が整う7月末からはさらに登録に弾みが付きそうだ。

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