工事・計画

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京都市上下水道局/南部拠点整備でPFI実施方針公表/BTO方式、5月に入札公告  [2019年4月16日8面]

 京都市上下水道局は15日、「京都市上下水道局南部拠点整備事業」について、PFI法に基づく実施方針・要求水準書(案)を公表した。南区上鳥羽の同局敷地に新庁舎を整備し、本庁舎と市内南部に点在する事業所を集約する計画で、事業方式はBTO(建設・移管・運営)、事業期間は12月~2039年3月の19年3カ月。今後は5月に入札を公告し、10月に落札者を決める予定だ。PFI手法アドバイザリー業務は三菱UFJリサーチ&コンサルティングが担当。
 将来にわたって安全・安心な水道・下水道を維持するため、市内に点在する水道・下水道の事業所や窓口機能を集約化し、効果的・効率的な事業執行体制を構築するとともに、漏水や地震・大雨などの大規模災害発生時における迅速な復旧対応や他都市からの応援受け入れなど、事業活動や災害対応の拠点となる施設を整備する。
 基本計画によると、南部拠点には、上下水道局の本庁舎と市内南部に点在する事業所を集約する方針で、整備場所は南区上鳥羽鉾立町11の3ほかの約1万5415平方メートル。このうち、約8500平方メートルを新庁舎敷地に充てる。施設規模は延べ床面積で最大約2万4000平方メートル、仮庁舎は約3000平方メートルと算定した。
 事業方式はBTOで、PFI事業者は▽設計▽建設・工事監理▽所有権移転▽移転支援▽維持管理▽運営▽資産活用▽解体撤去・整地-を担当。事業期間は12月~39年3月で、内訳は設計・建設が12月~22年4月、現本庁舎の資産活用が22年5月~27年3月、新庁舎の維持管理・運営・資産活用などが22年5月~39年3月となっている。
 参加資格は、同局の入札参加資格を持つ、あるいは資格有りと認められた構成員と協力企業で構成する企業グループ。設計・工事監理担当は1級建築士登録者、建設担当は建築の特定建設業許可企業で、建築一式の総合評定値が950点以上の者、解体・整地担当は解体の許可業者で解体の総合評定値が750点以上あることが主な要件。
 維持管理・運営等の担当については必要な許可・登録・資格の保有を条件に設定。設計・建設・維持管理の担当には04年度以降で延べ床面積1万平方メートル以上の庁舎などまたは商業施設の新築・改築・増築の設計・施工の実績や維持管理の実績、解体担当には飛散性アスベスト(レベル1)の解体撤去実績を求めている。
 事業者の選定方法には、総合評価一般競争入札を採用。5月に特定事業の選定を行い、同月中に入札説明書の配布を開始。6月の入札説明会を経て、7月に入札参加表明と入札参加資格確認申請書、9月に入札書と提案書を受け付ける予定で、10月の落札者決定後は11月に基本協定、12月に事業契約を締結するとしている。

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