工事・計画

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熊本県宇土市/新庁舎基本設計案/延べ7400平米、19年度に本体工事入札公告  [2019年4月16日9面]

 熊本県宇土市は、熊本地震で被災した市庁舎の現在地建て替えとして計画している新庁舎の建設基本設計案=イメージ図=を公表した。建物規模はRC造4階建て延べ約7400平方メートル。大地震の被災直後でも防災拠点として機能できるよう免震構造を採用し、災害対策活動拠点となる多目的広場を最大限確保する。2019年度後半の補正予算に工事費を計上し、早ければ本年度中に本体工事の入札公告を行う見通し。設計は久米設計・桜樹会・古川建築事務所JVが担当。
 新庁舎の建設地は浦田町51(敷地面積約6390平方メートル)。敷地南西側に新庁舎を寄せたコンパクトな建物配置とし、新庁舎の南側は多目的広場を兼ねた来庁者駐車場とする。
 西側の宇土中央線から東側駐車場まで庁舎内外をつなぐ来庁者の主動線「うと小路」を整備し、これを中心に窓口や市民交流スペースを配置。建物の道路や多目的広場沿いの部分は低層とし、徐々に高層化させることで低層の街並みとの調和に配慮する。
 1階には市民の利用が多い窓口部署を集約し、時間外利用や多目的広場との一体利用が可能な市民交流スペースを設ける。2階には一般執務室や会議室を集約し3階に市長関連諸室と一般執務室、4階に教育委員会と議会を配置する。
 「うと小路」を中心に災害対策活動エリアと執務エリアを明確に区分することで市役所機能を維持しつつスムーズな災害対策活動を行えるようにする。災害時のインフラ途絶に備え非常用発電機や受水槽などを設置し、電力3日間、上水下水7日間分を確保する。
 20年夏ごろに本体工事に着手し22年夏ごろの完成・供用を目指す。CM(コンストラクションマネジメント)業務は明豊ファシリティワークスが担当。

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