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ACECC/都内でCECAR8が開幕/40カ国・地域から800人以上参加  [2019年4月17日2面]

開会式であいさつする日下部会長=16日午後、東京・池袋のホテルメトロポリタンで

 アジア土木学協会連合協議会(ACECC、日下部治会長)が主催する「第8回アジア土木技術国際会議(CECAR8)」が16日、東京・池袋のホテルメトロポリタンをメイン会場に開幕した。東京での開催は18年ぶり2回目。地震や豪雨など自然災害からの復旧・復興を通じて日本が得た知見を共有し、強靱(きょうじん)なインフラの建設・維持管理を担う土木技術者の役割を議論する。約40カ国・地域から産官学の土木技術者や研究者、実務者ら800人以上が参加する。会期は19日まで。=1面参照
 冒頭、CECAR8組織委員会の茅野正恭委員長が開会を宣言した。日下部会長は開会式に先立つ理事会でミャンマーの学術団体が14番目の会員に加わったことを紹介。「過去20年間で会員は3倍に増えた。多国間の土木技術者のネットワークが必要だということを反映している。インフラ整備に当たり、意思決定者と実務者の密な連携が必要だということも表しており、さらなる発展を目指したい」と述べた。
 ホスト役を務める土木学会の小林潔司会長は「いくら技術があっても問題解決には至らない。共通の目標を持って初めて技術が意味を持つ」と強調。18日の閉会式で「ACECC東京宣言2019」を採択するとの考えを示した。来賓の森昌文国土交通事務次官と長谷川明東京都副知事が祝辞を述べた。
 学術研究だけでなく、政策や現場での実践に関する論文約250編も寄せられた。防災・減災、生産性向上、教育などのテーマ別に各国の専門家が意見を交換する。国や都、高速道路会社、鉄道会社、電力会社、ゼネコン、コンサルなどが計60ブースを出展し、先進技術を紹介する。ブースゾーンは無料で見学できる。

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