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静岡県/建設産業ビジョン2019策定/週休2日工事の目標設定  [2019年4月17日8面]

 静岡県は、建設産業ビジョン2019を策定した。11年度に策定した現行のビジョンを大幅に改訂。働き方改革や生産性の向上など五つを柱に、新4K(給料、休暇、希望、きれい)を実現するため、企業と行政が短期的、中期的に取り組む具体的な施策を示した。併せて目標値も設定し、週休2日工事は22年度末で県発注工事の5割、27年度末はすべての県発注工事で実施する目標を打ち出した。
 新ビジョンの柱は、▽働き方改革の推進▽担い手の確保・育成▽建設現場における生産性の向上▽経営の安定化と地域力の強化▽美しい景観の創造力向上-の五つ。働き方改革では、週休2日実施のための経費計上、企業には技能者の月給制への切り替えなどを求める。
 生産性向上では、ICT(情報通信技術)活用工事について施工者希望型とICT導入型を実施。生産性向上に取り組む事業を後押しする。施工時期の平準化、債務負担行為の活用など、働き方改革と併せた取り組みも展開する。そのほか、地域建設企業の受注に配慮した入札条件設定、美しい景観創造では、プロポーザルや総合評価の技術提案や評価項目に、新たに景観形成に関する項目を設定する。
 目標値のうち、年間実労働時間は17年度現状値の2200時間(4週5休程度)に対し、22年度末で2100時間(4週6休程度)、27年度末で1900時間(完全週休2日)と設定。工事着手日選択型工事(19件、17年度現状値)と若手技術者育成型入札(26件)、地域を守る事業者維持・育成入札(46件)も取り組みを拡大し、22年度末で年間各100件以上を実施するとした。平準化率も県と市町の目標を定めた。県発注工事でICTを導入した企業は18年10月時点で累計54社。21年度までに累計100社に引き上げる。

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