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建築学会/19年大賞に木村建一氏・鈴木嘉吉氏・和田章氏/5月30日に贈呈式  [2019年4月19日1面]

木村建一氏

鈴木嘉吉氏

和田章氏

 日本建築学会(古谷誠章会長)は2019年の大賞、学会賞(論文、作品、技術、業績)などの受賞者を決めた。建築に関する学術・技術・芸術の発展に貢献した個人会員をたたえる大賞は、名誉会員の木村建一国際人間環境研究所代表(早稲田大学名誉教授)と、終身正会員の鈴木嘉吉元奈良文化財研究所所長(奈良文化財研究所名誉研究員)、名誉会員の和田章東京工業大学名誉教授に贈る。=12面に大賞を除く各賞の詳細
 学会賞には論文10件、作品2件、技術2件、業績4件を選定した。教育賞5件(教育貢献4件、教育業績1件)、著作賞5件、作品選奨12件、奨励賞7件、文化賞3件、作品選集新人賞10件(12人)も選んだ。
 大賞の木村氏は「建築環境学と建築エネルギー計画の研究教育と長年の国際的活動における顕著な業績」を高く評価。鈴木氏は「日本古代建築史における実証的研究とわが国の文化財保護に対する多大な貢献」、和田氏は「耐震建築の構造デザインに関する研究・開発および国際活動への貢献」をたたえた。
 大賞や学会賞などの贈呈式は5月30日に東京・芝の建築会館ホールで開く通常総会後、奨励賞と作品選集新人賞の贈呈式は9月3~6日に石川県野々市市の金沢工業大学で開く19年度日本建築学会大会で行う。
 木村 建一氏(きむら・けんいち)1957年早大理工学部建築学科卒、59年同大学院修士課程修了。67年同助教授、73年同教授、99年同客員教授、国際人間環境研究所代表。著作物に『建築設備基礎理論演習』など。長野県出身、86歳。
 鈴木 嘉吉氏(すずき・かきち)52年東京大学第一工学部建築学科卒、奈良文化財研究所入り。86年奈良国立文化財研究所所長、94年文化財建造物保存技術協会理事、2005年奈良文化財研究所名誉研究員。著書に『古代寺院僧房の研究』など。東京都出身、90歳。
 和田 章氏(わだ・あきら)1968年東工大理工学部建築学科卒、70年同大学院理工学研究科建築学専攻修士課程修了、日建設計入社、82年東工大助教授、89年同教授、91年米マサチューセッツ工科大学客員教授、2011年東工大名誉教授、17年中国広州大学特聘教授。著作物に『一次元部材論』(共著)など。岡山県出身、73歳。

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